【実体験】自分が見ていないところで、食物アレルギーを起こした時のポイント。鶏卵アレルギーのわが子が2回目のアレルギーを起こした時、こうでした・・・。

子育て

ゆうきです。

わが子は鶏卵アレルギーがあり、完全除去生活をしています。

食物アレルギーのお子さんがいると心配ですよね。

特に幼稚園や保育園など、目の届かないところで、集団で食事をする環境は不安になります。

・幼稚園などで、誤食しアレルギーを起こしたらどうなる?

・アレルギーが起きてしまったらどうしたらいいの?

など、万が一のことを考えると本当に心配でしょうがなくなりますよね。

 

わが子も、初発以降ものすごく気をつけ、1年半の間、誤食なく過ごしていました。

が、起きてしまいました。それも自宅外、保育園でのことでした。

 

今回は、そんな2回目のアレルギー反応を自宅外(保育園)で起こした時の体験談をつづります。

こんなケースもあるのか、と参考にしていただけたら幸いです。

※これはわが子の場合の体験談です。同じ鶏卵アレルギーだとしても、反応の強さ、症状の重さは人それぞれです。すべての方が全く同じようには起こりません。この対応で全ての方が100%助かるというものでもありませんので、ご注意ください。あくまでひとつのケースとして、お読みください。


保育園での誤食

わが子は普段、保育園に通っています。

この日も保育園に預け、仕事をしていたのですが、お昼過ぎになり職場に電話が。

 

じんましんが出てしまって、今から病院に行きます。来られますか?」

 

さーっと血の気が引きました。。

もらった電話の中で、処方され預けていた誤食時の薬はすでに飲ませたことかかりつけ医(アレルギー専門)が近く連絡済みですぐに直行することを伝えられました。

私も上司に事情を話してすぐに退勤、病院へ直行することに。

 

忘れていたわけではないけれど、あれ以降なかった誤食。

あの時、まだ赤ちゃんだったわが子が、つらく苦しそうにしていた姿を思い出しました。

電話では、「じんましんが」ということで、とりあえず呼吸に異常はないのだろうと、少しでも落ち着くために自分に言い聞かせました。

それでも落ち着かない気持ちで、少しでも早く顔が見たいと、急ぎました。

(これを書きながらも、思い出してしまい胸がざわざわします。。)

病院へ到着

職場が遠く、1時間近くかかってやっと病院へ到着。

すぐに病室へ案内してくれました。

 

どきどきしながら入ると、保育園の先生の膝の上に座りながら点滴を受ける姿が。

先生とおしゃべりもしている様子を見て、大事になってなくてよかった…と思いました。

 

本人なりに不安だったようで、私を見つけるとすぐに寄ってきて、抱っこ。

ちゃんと抱きしめることができてよかった、とわが子に触れてようやく安堵しました。

 

保育園の先生は2人体制で来てくれていて、誤りっぱなしでしたが、

園での薬の投与、迅速な受診と、適切に対応してくれたことに感謝でした。

 

わが子は点滴のおかげかすっかり元気になっていました。

保育園の先生が帰園されると、いつものわがままモード全開で(笑)

点滴や病室にも飽きて全然じっとしていなくて、あまりにうるさい(^^;)

看護師さんが声をかけてくれて、点滴をしたまま待合室でテレビをつけてくれました。

 

とにかく大事に至らず、何よりでした。

診察で詳しい状況を聞き、恐怖しました

点滴が終わると、医師の診察に。

保育園の先生からはあまり聞いていなかったのですが、症状について説明を受けました。

電話をもらったときにはじんましんだけのようでしたが、

「ここへ来たときには呼吸困難も出ていたよ」と・・・。

恐ろしくなりました。

 

もしも、何かが少し違っていたら、

ショックを起こしていたかもしれない・・・

もう会えなかったかもしれない・・・

そう思いました。

改めて、保育園の先生と医師の適切な対応に感謝でした。

 

病院での処置としては初発と同様に、点滴と軟膏を使用したとのこと。

それから2日分の飲み薬が処方されました。

原因は…?

実はこのころ、保育園では事情があり、外注のお弁当を使用していました。

少し心配でしたが、クラスには同じ鶏卵アレルギーの子もおり、それまでの保育園での食事に信頼もあったので、わが子もそれを食べていました。

 

そんな中で、起きてしまいました…。

 

保育園の先生たちも、「これ(外注のお弁当)ってアレルギーどこまで信用できるのか、本当に大丈夫なんだろうか」と毎日心配していたそうです。

その心配があってこそ、今回の迅速な対応につながったのかなと思います。

 

で、アレルギーを起こした原因なのですが、はっきりしませんでした。

 

まだ病院にいる間に、先生が保育園を通じてお弁当の業者さんとやり取りをして下さり、

すぐに食べたお弁当の成分表示を送ってもらいました。

アレルギー対応の成分表を見ると、食べたことがないものはひとつだけ、”ナツメグ”でした。

 

??ナツメグで…??

 

医師も「ナツメグ?ほかにないの?」という感じでした…。

 

クラス内の他の鶏卵アレルギーのお子さんは大丈夫だったそうです。

保育園の先生のお話を聞く限り、拾ったり、普通食の子からもらって食べた可能性もなさそう

 

といことで、保育園の先生や、医師と話した結果考えられる原因としては

ナツメグのアレルギー

・わが子のお弁当だけ、業者のミスで鶏卵が混入していた(おかずが入れ違った)

・そもそも配膳ミスで、普通食と入れ替わっていた

の3つかなぁ、と。

 

呼吸困難を起こしたけどショックには至らないほどの摂取量だったし、ナツメグはちょっとはてな?だし、これまで誤配膳は一切なかったので…、業者のミスなのだろうかと思っています。

真実はわかりませんが…。

 

こんな感じで、結局、原因がはっきりとしないまま終わってしまいました。

ナツメグの可能性も排除しきれないので、以降ナツメグにも気をつけるようになりました。

その後はお弁当持参

翌日は体調の様子を見るため、仕事も保育園もお休みしました。

保育園の先生と電話で相談し、その次の日はお弁当を持参することにしました。

 

そしてお弁当を持参した日、夕方お迎えに行き、あらためて先生とお話ししました。

そこでも原因ははっきりせずでしたが、今後の対応として、外注のお弁当は食べずに、家から持参することになりました。

 

外注をもう信用できなかった私は、お弁当にしたいと思っていたのですが、うちの子だけそんなのいいのかな…と思っていたところ、先生の方からそれを提案してくれました。

お互いに、それが最も安心だろうということで、そこからしばらくお弁当生活になりました

 

ちなみにその後の外注のお弁当の期間も、他のお子さんにはアレルギーが起きなかったみたいです。

なぜわが子だけ運悪く…とも思いましたが(^^;)

 

お弁当作りは楽しかったです。

あんな風に毎日お弁当を作ってあげることって、もう大きくなるまでないと思うので、そんな意味で楽しかった(*^^*)

それに、先生マジックで苦手な野菜も完食してくるので、これでもかと毎日入れちゃいましたw(先生は少し困っていました、スミマセン)

 

アレルギー反応はもちろん起きてはいけないですが、そのおかげで、楽しいお弁当作りができたと、今は思うことができています。

(今はお弁当が終わり、園の給食を食べていますが、アレルギーは起こしていません)

自宅外でアレルギーを起こした時にしたいことと、終わりに

仕事中にかかってくる、アレルギーを起こしたという電話。

ドキッとしました。

たとえその時じんましんだけであっても、その後の症状悪化がわからないのがアレルギーです。

わが子を自分の手で抱きしめるまで不安でした。

本当に怖かった。

 

もしも、自宅外、幼稚園や保育園でアレルギーが起きたら・・・

・もらった電話で、薬(処方あれば)の投与を確認、すぐに通院or救急車をお願いしましょう

 (受診が遅くならないよう、ここでは状況を聞かない、電話は手短に)

可能な限り早く、病院へ直行しましょう

・病院に着いたら、保育園の先生に詳しい状況説明をしてもらいましょう

 (曖昧にしない気になる点は納得いくまで聞きましょう)

・医師も交えて、原因を探りましょう(他の食品かも?運動誘発の可能性は?など)

実際の状況によって対応は違ってくると思いますが、上記は大切なポイントと思います。

 

私は普段、ものすごく心配していますオーラを出しながら、わが子の食にかかわる人達に接しています。

たぶん、心配しすぎとか神経質なヤツとか思われていますが、命にかかわりますから。

たとえ主人の親であっても、気になったときにはハッキリ言っています(卵入りのおやつを買ってきたりする)。

 

食物アレルギーへ不安を持つ方に、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。

繰り返しますが、こちらはあくまでもわが子の場合の体験談です。

本人の状態、状況によって実際は大きく異なります。

かかりつけ医に万が一の時の対応を聞いておき、合わせて幼稚園など通園先の先生とも相談しておくといいですね。

 

いつか、鶏卵アレルギーが解除されて、一緒にお店のオムライスを食べるのが私の夢です(*^^*)

 

お読みいただきありがとうございました、ゆうきでした(*μ_μ)

※同じ鶏卵アレルギーでも、反応の強さ、症状の重さは人それぞれです。すべての方が全く同じようには起こりません。この対応で全ての方が100%助かるというものでもありませんので、ご注意ください。あくまでひとつのケースとして、ご参考くださればと思います。

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