ゆうきです。
離乳食を進めていく中の心配事のひとつに、食物アレルギーがありますね。
・アレルギーがあるってどんな風にわかるの?
・初めてアレルギー反応が起きたらどうしたらいいの?
など、とても心配ですよね。。
わが子は鶏卵アレルギーがあるのですが、今回は、初めてアレルギー反応が出た時のことをできるだけ詳しくお伝えしていきます。
食物アレルギーに不安があるかたの参考になれば幸いです。
※これはわが子の場合の体験談です。同じ鶏卵アレルギーだとしても、反応の強さ、症状の重さは人それぞれです。すべての方が全く同じようには起こりません。この対応で全ての方が100%助かるというものでもありませんので、ご注意ください。あくまでひとつのケースとして、お読みください。
初回は離乳食でした
アレルギーっ子はたいていそうだと思いますが、初めて食べたときに反応でが出ました。
うちは初めての鶏卵が遅く、10か月頃に食べさせ始めました。
加熱した卵黄を順調に食べられたので、全卵にしたところ、反応が…。
この時食べたのは、全卵の”錦糸卵”を約1さじでした。
※たぶん、普通は固いゆで卵をカットしてあげると思います(^^;)
ところで、開始を遅くすることでアレルギーとなりやすくなる可能性があるんですね。
(※離乳食開始時期は人によって前後するし、とにかく早ければいいってわけでもないと思うので、かかりつけ医や市の赤ちゃん健診などでよく相談してくださいね!)
ちょうどそんな話が出始めたころだったようで、恥ずかしながら知りませんでした(^^;)
ネットにもこんな記載を見つけました。以下引用↓
食物アレルギーで最も多いとされる卵のアレルギーを心配して、①赤ちゃんの卵を食べる時期を遅らせる、②ママさん自身が卵を食べるのをやめる、③念のためのアレルギーの血液検査を希望する、といったケースを少なからず見かけますが、近年は、これらはいずれも不要であることが明らかとなり、むしろ有害であるとも言われています。
国内外の研究が進んだのは、わずかここ5年程度のことで、その代表的な研究の1つが、2016年の日本の国立成育医療研究センターからのものです(リンク)。生後6か月から少量の卵成分を食べ始めた児の1歳時点の卵アレルギー発症率は、食べなかった児の8割も少なかった、との結果から、「離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防」する、逆に卵成分の摂取が遅いと、アレルギーのリスクが高まると結論付けられたのです。
https://www.hosaka-kids.com/2020-08-19/
ちゃんと知っていれば、避けられたんかな…
という後悔もありますが、過去には戻れないのでしかたない…
すみません、話がそれましたね。
そんな感じで初めて全卵を食べたわが子でしたが、アレルギー反応を起こします。
実際の症状はこうでした
お昼ご飯に食べさせた後、お昼寝のため主人が寝室へ連れて行きました。
その後ずっと静かだったのですが、40分くらいして戻ってきた2人。
「なんかかゆがって寝ないんだけど」と主人が言うので見ると・・・
見ると顔が腫れていて真っ赤!
服を脱がしてみると、鼠径部(おまたの脇)から太もも、背中にも…
思いっきりじんましんでした。
呼吸には異常がなく、幸いでしたが、全身的にじんましんとかゆみが出ていて辛そうでした。
初めて全卵を食べたのだから、自分が見ていればよかったと、激しく後悔したことを覚えています。
すぐに病院へ!
かかりつけ医がアレルギー専門だったので見てもらいたいと思い、すぐに電話をしました。(休診の時間だったので)
(もし繋がらなければ、すぐに救急車を呼ぶ予定でした)
状況を説明して、アレルギーの可能性が強いことを伝えると、
「今からすぐに連れてきて!」と言ってくれました。
たまたまアレルギー専門医がかかりつけだった&じんましんのみだったので、直接電話をしましたが、
どこへかかっていいかわからない場合など、救急車を呼びましょう!
アレルギーは早急な対応が必要です!
迷ったらすぐに救急車!です!
また、反応の強さも人によって違います。
明らかにぐったりしているとか、呼吸がおかしいとか感じたら、それも救急車を呼びましょう!
自分で電話して自家用車でOKという話ではないので、くれぐれもご注意を!!
病院での処置内容
病院についてすぐ、医師がわが子の状態を確認し、数秒でアレルギーと判断。
すぐさま点滴投与が始まりました。
ベッドに付き添うしかない、自分。無力感。
少しして、看護師が軟膏を持ってきてじんましんに塗ってくれました。
わが子の症状が落ち着いてきたころ、医師が来て問診を受けました。
卵の離乳食の進め方、何を作ったか、食べた量、加熱不足はなかったか、症状の出方、など…。
結果、鶏卵のアレルギーで間違いないだろう、とのことでした。
この日の病院での処置は、点滴と軟膏、点滴終了後に診察を受けて終わりました。
他に、飲み薬と軟膏を処方されたので薬局でもらい、どきどきしながら帰宅。
すっかり落ち着いたわが子は、お昼寝の時間だったこともあり、疲れきって眠っていました。
※処置内容も、本人の症状によって異なると思います。
その後の通院・検査
その後は、医師の指示通りに、飲み薬と軟膏を使用。
ぶり返しもなく、いつの通りの毎日に戻りました。
わが子もけろっとしていて、普段通りの元気があり安心しました。
ただ、鶏卵の扱いに慎重になる生活が始まりました。(私も主人も好物)
子どもは、鶏卵アレルギーの診断をするために、2週間後くらいに再び通院。
血液検査のため、採血をしてもらいました。
また痛い思いをさせるのが心苦しかったですが、しかたない。
採血から1週間くらいで結果が出て、また通院。
結果はやはり…でした。
その結果と、実際の症状から診断がつき、この時から全卵が完全除去となりました。
終わりに
以上が、わが子の鶏卵アレルギー初発の様子です。
ちょっと話がそれたりして、読みにくかったらすみません(^^;)
結論、食物アレルギーは、食べてみないとわからない。
どんな症状が出るかもわからない。だから怖い。
(開始前に血液検査をする医師もいるのでしょうか。でも、それはよくないらしいですね。それについては別の記事で…。)
どんな食物のアレルギーでも、初発の対応としてはやはり、すぐに病院!ですね。
初めてなので、もちろん薬もないし、これしかできない。
今回はたまたま直接受診できましたが、そうでない場合、救急車を呼びましょう!
アレルギー反応と思われたら、様子を見ていちゃダメです。
違うかも…と思っても、迷ったのなら、それはもう呼ぶべきだと私は思います。
食物アレルギーの怖いところは、急激に悪化していく可能性があることだから。
違ったのなら、症状が軽く済んだのなら、それはそれでいいんです。
(ただ近年はコロナの影響もあるようですので、救急車の到着を待つより、連れていくほうが早い場合は別かもしれませんが…。)
もしどうしても躊躇われる場合は、それこそかかりつけ医に電話したり、♯8000(小児救急医療電話相談)や、♯7119(救急電話相談)を利用してくださいね。
自己判断だけで様子を見ることは決してしないでほしい、と強く思います。
世の中には、鶏卵に限らず、いろいろな食物アレルギーがありますよね。
もし起きたら…という不安をお持ちの方に、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。
※繰り返しますが、これが全ての人に当てはまるわけではありません。人によって症状の出方や重さは違います。あくまで、わが子の場合の体験談です。ひとつのケースとして参考にしてくだされば、と思います。
また、鶏卵は離乳食中が開始目安ですが、食品によって開始年齢(月齢)目安が変わってきます。
離乳食の進め方の本や、市の健診・相談などで、正しい情報を得て進めていきましょう(*^^*)
お読みいただきありがとうございました、ゆうきでした(*μ_μ)
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